安くて簡単・ワイヤレスヘッドフォンEXTRAのACアダプタ駆動
以下の記事はすろーぐっちが購入した機器のテスト結果例であって、同一製品のすべてに当てはまるものではないと思いますので、あくまでも参考値と考えてください。また、運用結果は自己責任でお願いいたします。
テレビの音をワイヤレスで楽しみたいので、ワイヤレスイヤーホンをネットで探しました。
結局、安くて簡単という視点で「ワイヤレスヘッドフォンEXTRA 5in1」を購入しました。
秋葉原の安売りショップで999円なり。
タワーの形をした送信ポートとヘッドホンで組になっています。
単4電池2本で駆動ですが、ACアダプタをつないで使用することにしました。
おあつらえ向きに送信ポートには、DC4.5Vの入力端子が付いています。外径3.0mmのDCプラグがぴったりあいます。
早速この3.0mmDCプラグとDC安定化電源から電源を供給して動作電圧範囲を調べてみました。
送信ポートのモードをWIRELESS EARPHONEにセットしAUDIO入力にMP3プレーヤー(SANDISK SANSA e130)を接続して音楽を再生。受信は同じくSANSA e130(FM受信機つき)を使用。送信ポートのFM送信周波数86.0MHz付近にあわせると、FM電波で受信した音楽が聞こえます。
結果、3.25V~5.40(定格4.5V)で使用できることが判明しました。
ここで、3.25Vは音声が途切れて乱れ始める電圧、5.4Vは定格4.5Vの20%アップの値です。
実際に5.4Vで3時間ほど連続運転しましたが良好動作でした。
これは試しにしただけですから、あくまでもDC4.5V以下でお使いになることをお勧めします。
なお、消費電力はDC5.4V以下で20mA程度(安定化電源の出力電流表示0.02A)のようです。
さて、ACアダプタですが、①手持ちの3V/1A(開放出力端子電圧3.46V)と②秋月電子で買った「超小型スイッチングアダプター5V1A」(600円なり、開放出力端子電圧5.03V)を比較テストしました。
結果、①は良好動作でした。 ②についてはスイッチングノイズでしょうか、シャーというノイズが気になりました。低損失三端子レギュレータを使って電圧を4.5Vにするとともにスイッチングノイズを除去すればよいと思います。
なお、送信ポートのDC入力は外形3.0mmのDCプラグが適合するので、5.5mm→3.0mmの変換アダプタも作りました。
今回は手持ち品で間に合ってしまいましたが、ネットで検索すると4.5Vのアダプタも格安品が販売されているようです。また機会かあればにテストしてみたいと思います。
すろーぐっちは、ヘッドホンの代わりにSANSA e130にカナル型イヤーホンをつないでテレビ音声を楽しんでいます。
ヘッドホンはどうも苦手という方は、小型FMラジオに好みのイヤーホンを接続して代用できます。おかげで、製品の相棒のヘッドホン(FM受信機付き)は当分お蔵いりです。
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