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2010年1月10日 (日)

LEPAI LP-2020(TA2020使用) D級アンプの簡易改造

01_lp2020_8

LP-2020の改造

(注意・・・LP-2020はロットにより回路が異なる場合があるかも知れません。したがって、本改造は実物を確認し各自の責任でやってください。)

D級アンプなるものが流行っているというので、YAHOOオークションでLP-2020を入手しました。価格は、3180(本体2380+送料800)です。

さっそく、①mp3プレーヤー(sandisk e130)、②LP-2020ステレオアンプ20WONKYOスピーカー(D-7TX(D))の構成で視聴。今までのアナログアンプに比べて、高音に伸びがあり澄みきった音がします。また、入力のない状態でボリュームいっぱいに上げてもスピーカーからのノイズは聞こえません。先に作ったアナログ1Wアンプと比較するとS/Nがとても良いようです。

LP-2020TRIPATH社のTP-2020 デジタルアンプを使用しており、その音質改良方法について諸賢の方々の改造法が発表されています。主なものは次の3点。

     信号系統の電解コンデンサをプラスチックフィルムなどに変更

     TP-2020+5Vを安定化電源で外部供給

     電源のデカップリングコンデンサをOSコンに変更

このうち、③については手持ちの直流安定化電源(12V/15A)とスイッチングレギュレータ(12V/2A、秋月電子で1000)を比較し音質に大差がなかったので改造見送り。LP-2020に使用されている2200μが十分効いているようです。

LP-2020の回路図は図のとおりです。(正確性に欠けますので参考程度にご覧ください。)「02_2020_090210pcb.pdf」をダウンロード

改造に必要な部品ですが、MMT 2.2μ/50V(水色)*6(ニッセイ電機)ES 47μ/25V(緑色)2(ニチコン)は、アスカ情報システムから購入、1,070(含む送料120)でした。コンデンサは結構なお値段ですが、ネットで安く購入できました。

+5Vの安定化電源用三端子レギュレータTA7805S(100円以下)は手持ちを使用しました。

改造①コンデンサの交換・・・交換前と交換後の基板です。

03slp2020__6 04slp2020_2  

TP-2020+5Vを安定化電源で外部供給する改造図を示します

Lp2020_5v_2

部品面では(a)(d)の改造

(a)7805Sを実装、(b)ジャンパー線切断1ヶ所、(c)780S5+5V出力をTA20202ピンパターンにジャンパ線接続、(d)ジャンパー線追加・7805Sのアース接続。

プリントパターン面では(d)7805Sの入力+12Vは、LP-2020のスイッチ経由電源をプリント面でジャンパー1箇所、(e)パターンカット1箇所でした。部品面、パターン面の改造写真参照

06_5v_2 07_5v_2

結果ですが、低音にパワーが出た気がします。改造費は1000円ちょっとですが、それなりの効果ありです。また、TA7805Sの発熱はまったくなく放熱板は不要です。TP-2020+5V電流は微少のようです。さらに、発振防止用コンデンサも不要でした。(既設の0.1μが効いているようです。)

現在は、先に作った1WアナログアンプとLP-2020改造版を切り替えて、それぞれの音質を聴き比べています。

次回は、アナログアンプとLP-2020 D級アンプの切替ユニットと手動ポップアップノイズ対策のスイッチユニットを紹介します。

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コメント

はじめまして。
LP-2020で検索を掛けたら辿り着きました。
かなり詳しい方とお見受けしましたので
質問があります。
LP-2020のスピーカー出力部にミニステレオジャック(メス)を
取り付けて、イヤホンで使用したいのですが
何か不具合や悪い事がありますでしょうか?
SONYのウォークマンを接続してヘッドホンアンプとして
使用可能であれば購入したいので、
可能な限り詳しく教えて下さい。
当方はまったくの素人なので
お手数をお掛けしますが
ご返答、宜しくお願い致します。

ALGERNON さま
すろーぐっちです。
閲覧していただきありかとうございます。
ご連絡が遅くなり恐縮です。
ご質問の回答ですが、LP-2020の出力にミニステレオジャック(メス)を
取り付けて、イヤホンで使用することは無理です。これは、出力がBTLという平衡型4線式で、アースが浮いているためです。イヤホンはステレオ不平衡型3線式で1本がアースです。
解決法は、2つあります。①「BTLアンプ ヘッドホン」で検索するとトランス(平衡→不平衡変換)を使った事例が出ています。ただし、トランスが安価に入手できるかが問題です。②LP-2020回路内のD級アンプ・TA-2020入力信号を分岐してイヤホン端子に接続する。ヘッドホンで聞く場合の切替回路とバッファアンプが必要になります。また、TA-2020の電源OFF回路も必要でしょう。但し、このやり方ではD級アンプではなく、ただのアナログアンプになりますが・・・。いずれにしても、トランスの場合は価格面、信号分岐の場合は工作が必要でお手軽ではないと思います。
ご返事が送れて本当にごめんなさい。

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